介護従事者のみなさんへ感謝の気持ちを届けたい！「介護の日プロジェクト2024」始動

「11/11 介護の日特設WEBサイト」は、介護職の仕事理解促進や介護従事者への感謝を込めたサイトになっています。 介護サービスの利用者さんやご家族からの、介護従事者のみなさんに向けた感謝のメッセージを掲載し、忙しく働く介護従事者のみなさんが、感謝のメッセージを通して、仕事におけるやりがいを再認識してもらいたいとの想いから開設されました。

20代半ばに母親と2人で、父親の在宅介護していたハリーさん。 最初は在宅介護をしており、プロじゃない自身が介護することのリアルな大変さや 歯がゆさを多く感じたと言います。

日々仕事をしながらプロではない自分たちが介護を続けていくなかで、介護従事者との出会いがあり、凄く救われたそう。介護のプロのみなさんとの出会いが無かったら家族は空中分解していた、 感謝しても感謝しきれないと続けました。

その後、施設への介護に切り替え、ハリーさんは「父親が帰ってきた」と思い、何度も涙したそう。 介護のプロのみなさんのおかげで、これまで介護していた自身も母親もやっと眠ることができ、父親も眠れるようになったことに安堵したと振り返りました。

ハリーさんの貴重なエピソードや想いから、介護従事者のみなさんのプロフェッショナルな働きが、利用者だけでなく、どれだけ家族を支える存在なのかを聞くことができました。

介護福祉士の小野さんは、 第三者の介入が凄く大事だと続けます。

介護される側がどんどん（病状などが）変わっていくなかで、介護する側も「（これまでを知っているから、これまでできていたのに）何で？」が増していくと言い、 両者がストレス少なく生活を送れるようにするために、介護のプロが入ることの重要性を伝えてくださいました。

会の後半、鷲見さんが介護従事者のみなさんへ日本の伝統文化の詩吟を披露。 綺麗な発声でエールが贈られました。

そして、「1人1人に日々向き合い支えるのはご苦労も多いと思うが、ご自身の心のケアも大切にしてください。」とコメント。

ハリーさんは、「介護従事者のみなさんは、社会のヒーローです！スーパースターです！アベンジャーズです！僕や僕の家族は人生が救われました。みなさんのおかげです。

日本の今を支えてくれてありがとうございます。自身のケアも忘れないでください。」とエールを続けました。

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家族や身近な方がお世話になっている方は、その尊さを十分理解しているであろう介護職。関りがない方は、実際の様子が見えにくい仕事かもしれません。

ですが、超高齢化が進む日本社会において、介護従事者のみなさんが担う役割は計り知れず、誰しもがいつか何かしらのかたちでお世話になるかもしれません。

業界全体がモチベーション高く仕事に全うできるよう、まずは介護従事者のみなさんが自身のケアを大切にしていって欲しい。そして何より、利用者やご家族が感じる感謝の気持ちを知って欲しい。そんな想いが詰まった「介護の日プロジェクト2024」の始動となりました。