祖父母や両親、兄弟とみんなでテーブルを囲んで食べたおせち料理、こたつに入って温まりながら弾む会話―― 。
大人になって振り返るとお正月には家族団らんの大切な思い出が詰まっています。かまぼこを製造販売する紀文食品では、そんな日本の伝統文化の中でも大切にされてきた「お正月」という行事を後世に伝え、思い出を作っていってほしいという想いのもと、「家族でつくろう!お正月プロジェクト」に取り組んでいます。
2024年11月27日にはプロジェクトの一環として「『子育てに役立つ日本の行事』と『アレンジおせち』を学ぶ会」が開かれました。イベントで紹介された子育てに役立つ“行事育”やおせちのアレンジ術をお届けします。
大人になって振り返るとお正月には家族団らんの大切な思い出が詰まっています。かまぼこを製造販売する紀文食品では、そんな日本の伝統文化の中でも大切にされてきた「お正月」という行事を後世に伝え、思い出を作っていってほしいという想いのもと、「家族でつくろう!お正月プロジェクト」に取り組んでいます。
2024年11月27日にはプロジェクトの一環として「『子育てに役立つ日本の行事』と『アレンジおせち』を学ぶ会」が開かれました。イベントで紹介された子育てに役立つ“行事育”やおせちのアレンジ術をお届けします。
「家族でつくろう!お正月プロジェクト」とは?
「家族でつくろう!お正月プロジェクト」は『お正月は大人になって振り返ると幸せな家族の思い出。家族みんなで協力しながら楽しいお正月を過ごし、“未来の思い出”をつくってほしい』という思いのもと、正月行事を家族で主体的に取り組む大切さや楽しみ方を伝えていくことを目的に2023年に紀文食品が立ち上げました。
今回のイベントの開催にあたり、紀文食品営業企画部部長の高柳謙一郎さんは「1950年からおせち料理の主役であるかまぼこを製造販売してまいりました。
これにより、日本の伝統文化の中での大切なお正月という行事を伝えていきたいと、そんな思いで、昨年からこのお正月のプロジェクトというのを立ち上げました」とプロジェクトにかける想いを語りました。
加えて、「お正月という大切な伝統行事を子どもたちに伝え、いまの時代に合ったお正月を楽しみながら過ごしていこうということを発信していきたい」とコメントしています。
今回のイベントの開催にあたり、紀文食品営業企画部部長の高柳謙一郎さんは「1950年からおせち料理の主役であるかまぼこを製造販売してまいりました。
これにより、日本の伝統文化の中での大切なお正月という行事を伝えていきたいと、そんな思いで、昨年からこのお正月のプロジェクトというのを立ち上げました」とプロジェクトにかける想いを語りました。
加えて、「お正月という大切な伝統行事を子どもたちに伝え、いまの時代に合ったお正月を楽しみながら過ごしていこうということを発信していきたい」とコメントしています。
行事を通じて子どもの心を育む“行事育”を和文化研究家の三浦さんが解説
当日はプロジェクトを監修する和文化研究家で“行事育”の提唱者でもある三浦康子さんによる「子育てに役立つ!『行事育』とお正月」と題した講演が行われました。
日本の行事について、三浦さんは「見えない想いをモノ・コトに託して行う、幸せを願う気持ちをカタチにしたもの、つまり、愛情表現」とし、行事育のベースは「文化と愛情」だと解説。行事は毎年その時期が来るたびに押される“思い出ボタン”だと表現しました。
たしかに、お正月はもちろん、家族でやった節分の豆まきや短冊に願いを書いた七夕など、子どものころの行事の思い出は、ふとした瞬間によみがえり、心を温めてくれる大切な体験として残っています。
三浦さんは、“行事育”で5つの力が育まれるとしています。
・根っこになる:国や地域、家庭の文化で形成され、日本人としてのアイデンティティにも通じる。
・絆になる:行事を通じた家族の幸せな思い出が家族の絆を強くする。
・心豊かになる:風流を解する心、慈しみや思いやり、おかげさまの心、道徳心など、心を磨く。
・賢くなる:文化を伝承する場としての行事を通じて、知恵や知識、礼儀作法が身に付く。
・元気になる:平凡な日常で枯れそうな“気”を非日常の行事で晴らし、元気になる。
日本の伝統文化として、また、子どもたちを豊に育む場としても行事を大切にしていきたいですね。
日本の行事について、三浦さんは「見えない想いをモノ・コトに託して行う、幸せを願う気持ちをカタチにしたもの、つまり、愛情表現」とし、行事育のベースは「文化と愛情」だと解説。行事は毎年その時期が来るたびに押される“思い出ボタン”だと表現しました。
たしかに、お正月はもちろん、家族でやった節分の豆まきや短冊に願いを書いた七夕など、子どものころの行事の思い出は、ふとした瞬間によみがえり、心を温めてくれる大切な体験として残っています。
三浦さんは、“行事育”で5つの力が育まれるとしています。
・根っこになる:国や地域、家庭の文化で形成され、日本人としてのアイデンティティにも通じる。
・絆になる:行事を通じた家族の幸せな思い出が家族の絆を強くする。
・心豊かになる:風流を解する心、慈しみや思いやり、おかげさまの心、道徳心など、心を磨く。
・賢くなる:文化を伝承する場としての行事を通じて、知恵や知識、礼儀作法が身に付く。
・元気になる:平凡な日常で枯れそうな“気”を非日常の行事で晴らし、元気になる。
日本の伝統文化として、また、子どもたちを豊に育む場としても行事を大切にしていきたいですね。
おせちのキレイな詰め方も紹介!ポイントは5つ
イベントでは紀文食品クッキングコミュニケーターの奥津真実さんがおせちの盛り付けのポイントやアレンジ方法も紹介。
「品数は縁起の良い奇数(3・5・7・9)」「高さがあるものは後ろに」「ばらけやすい料理、汁気のある料理はカップや豆皿に」「色が重ならないようバランスよく」「葉らんや南天を飾り正月らしく華やかに」という5つのポイントを教えてくれました。
おせちの基本と盛りつけ方は紀文食品のウェブサイトでも紹介されていますので、詳細はそちらをチェックしてみてくださいね。
■おせちの基本と盛り付け方
https://www.kibun.co.jp/brand/osechi/recipe/basic/index.html
「品数は縁起の良い奇数(3・5・7・9)」「高さがあるものは後ろに」「ばらけやすい料理、汁気のある料理はカップや豆皿に」「色が重ならないようバランスよく」「葉らんや南天を飾り正月らしく華やかに」という5つのポイントを教えてくれました。
おせちの基本と盛りつけ方は紀文食品のウェブサイトでも紹介されていますので、詳細はそちらをチェックしてみてくださいね。
■おせちの基本と盛り付け方
https://www.kibun.co.jp/brand/osechi/recipe/basic/index.html
栗きんとんのモンブラン風、黒豆のカナッペ…意外性抜群の洋風アレンジも!
家族みんなで楽しみたいおせち料理ですが、子どもはあんまり食べない…というご家庭も多いのでは。そんなときに役立つ、作りやすくて家族で楽しめるアレンジ方法も紹介されました。余りがちなおせちも、これなら喜んで食べてくれそうです。
実際に試食させていただきました。
実際に試食させていただきました。
クリームチーズと栗きんとんを混ぜてくるくると絞ってモンブラン風に盛りつけた「栗きんとんのモンブラン風」は、チーズと栗の風味がマッチ。「黒豆のカナッペ」は、黒豆の甘さが引き立ちます。
このほか、伊達巻をクリームとフルーツで飾った「伊達巻のブッシュドノエル風」や、さまざまな具材とかまぼこを串や楊枝でさして食べる「かまぼこのピンチョス風」などもいただきました。どれも目でも楽しめるアレンジとなっていて、子どもも喜びそう。
このほか、伊達巻をクリームとフルーツで飾った「伊達巻のブッシュドノエル風」や、さまざまな具材とかまぼこを串や楊枝でさして食べる「かまぼこのピンチョス風」などもいただきました。どれも目でも楽しめるアレンジとなっていて、子どもも喜びそう。
さらに、誰でも簡単につくれる「おせちパフェ」作りに挑戦!黒豆や伊達巻、栗きんとんなどを使い、思い思いにオリジナルパフェを作ることができます。今回は伊達巻の色に合うよう、黒蜜寒天をふんだんに使い、チョコレート生地をアクセントにシンプルなパフェに仕上げてみました。
基本のおせちやアレンジおせちなどのレシピも紀文食品のウェブサイトで紹介されています。こちらもぜひ参考にしてみては。
■紀文のおせち料理
https://www.kibun.co.jp/brand/osechi/recipe/index.html
基本のおせちやアレンジおせちなどのレシピも紀文食品のウェブサイトで紹介されています。こちらもぜひ参考にしてみては。
■紀文のおせち料理
https://www.kibun.co.jp/brand/osechi/recipe/index.html
アレンジおせちも楽しみながら、思い出に残る家族のお正月を
子どもの心を育む場として、日本の伝統文化として伝え続けていきたいお正月。家族で一緒におせち料理を作ったり、アレンジレシピを楽しんだりしながら、思い出に残るひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■紀文食品「家族でつくろう!お正月プロジェクト」
■紀文食品「家族でつくろう!お正月プロジェクト」
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