「肌はきれいに見せたいけど、ファンデーションは使いたくない」というお悩みはありませんか? アイテムの組み合わせ方によっては、ファンデーションなしでもきちんとメイクしたような明るく若々しい印象を叶えられますよ。今回は、40代のコスメマニアが実践している美肌見せメイクのコツをご紹介します。
コントロールカラーの下地で土台を整える
ファンデなしで老け見えを防ぐには、コントロールカラーの効果をもつ化粧下地が活躍します。赤みやくすみ、色ムラなど気になるお悩みに合わせた色の化粧下地を使うことで、ファンデーションなしでも自然にカバーできるでしょう。
筆者は今回、ブルーの下地をチョイス。ブルーは赤みやくすみを飛ばしながら、透明感を高めて明るい印象を演出します。また、ブルーはコントロールカラーのなかでも高いトーンアップ効果が期待できるため、今回のようにファンデーションなしのときでもメイク感を出せて便利です。ブルーの下地を仕込むだけで、ぐんと印象が変わりました。
コンシーラーで気になる部分をカバーする
コントロールカラーだけではカバーできないシミや色ムラには、コンシーラーを使うのがおすすめ。全体にファンデーションを使わなくても済むため、軽やかな肌をキープしつつも気になる部分をきちんとカバーできます。
美肌感を高めるなら、頬の高い位置や口角、小鼻の赤みなどにコンシーラーを使うのが良いでしょう。この3ポイントが整っていると、ファンデーションなしでも肌の印象がぐんとアップします。
フェイスパウダー+チークで立体感を
フェイスパウダーで肌全体を整えたら、チークやハイライト、シェーディングで立体感を演出しましょう。フェイスパウダーを塗り終えた状態で済ませると、血色感や立体感に欠け、のっぺりとした仕上がりになってしまいます。そのため、時間がないときも、できればチークだけでも塗ることをおすすめします。チークを塗ることで血色感と立体感をプラスできるので、のっぺり感が解消されるでしょう。
パールタイプの淡いチークなら、頬だけでなく鼻にもさっと塗ってOK。赤みがふんわりのることでメイクの統一感も出るため、ハイライトなしでパールタイプのチークで済ませるのも一つの方法です。
また、眉~鼻筋や余白の気になる部分にシェーディングを使うと、さらに立体感がアップ。ノーファンデと思えない仕上がりが叶います。
ノーファンデでも自信を持って歩ける仕上がりに
各アイテムの特色を活かすことで、ファンデーションなしでも明るく美しい肌印象を演出できます。ぜひ試してみてくださいね。
筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。
文/古賀令奈